助けたい命
豊田市愛護センター。
ここは野犬はHPに公示される事はありません。
日曜日住民の方から野良ちゃんがセンターに収容されたから助けて欲しいと連絡あった。
すぐにセンターに連絡を入れると他の団体からの挙手があったというので安堵していた。
しかし昨日噛む野犬という事で手を降ろしたと聞かされた。
受け入れ先がなければ処分場に送られる野犬。
すぐにセンターに駆けつけた。マイクロチップを噛んで触れないとレッテルをはられ処分場行きの輸送檻の中で踞っていた。
収容されて一週間。
彼は生きる望みを失っていたかのように静かに落ち着いていた。
体重は18~20キロ
身体中皮膚病で目やにが出て
過酷な環境で生きてきた事がうかがえた。
この子はお父さん犬で母犬と子供はまだ捕獲されていない
残してきた家族の事も心配しているであろう。
彼の心情を想うと胸が痛んだ
職員さんに囲まれながら首輪装着に試みた。
噛むと聞いていたので慎重にゆっくりとゆっくりと時間をかけた。
首輪をかけた瞬間に涙が出た
そして周りにいた職員さんも涙した。。
噛むという行為は一度も見られずきっと捕獲されて怖かっただけだろう。
とはいえ咬傷犬と聞けば私達も慎重になる。
それでも命ある限り可能であれば助けたいと思う。
いま当会は野犬を収容するスペースがない為にセンターに少し時間を貰った。
立てない輸送檻から広い犬舎に移して貰った。
父さん。
もう大事。。安心してね。
そんな声かけに手からフードも食べた優しい子です。
お迎えに行くまで待っててね。。
殺処分ゼロを目指して活動中
NPO法人アニマルレスキューMikiJapan
https://animal-rescue-miki-japan.com
10月15日木曜日午後12時~
シェルター増設の為にクラウドファンディング開始します。→
https://readyfor.jp/projects/mikijapan-satsushobunzero
命を救う為にご協力をどうぞ宜しくお願いします🙇⤵️